白内障手術

白内障とは

水晶体が濁り、目がかすむ病気。手術が唯一の治療法。

白内障は、眼球内の水晶体(カメラに例えればレンズ)が灰白色や茶褐色に濁る疾患で、視力低下や、物がかすむ、ぼやけて見えるなどといった症状が現われます。 原因としては、先天性のもの、外傷性や外的刺激によるものもありますが、圧倒的に多いのが老化によるもので、特に40歳代の後半から年齢を重ねるにつれて発症のリスクは高まります。
現在のところ有効な治療法は、手術しかありません。

白内障手術

当院では、最先端の手術機器(ボシュロム社製ステラリス)と最高水準の技術により、安心・安全な白内障手術を実施しています。 当院の白内障手術は以下のような手順で行い、麻酔は点眼のみで、術中の痛みはほとんど感じません。

手術手順

1)麻酔

点眼麻酔(4%キシロカイン)

2)経結膜一面切開

2.2mm~2.6mm
※眼内レンズの種類によって変わります。

3)前嚢切開

4)核処理

混濁した水晶体の核と皮質を超音波で破砕処理します。

5)皮質吸引

破砕処理した核と皮質を吸引します。

6)眼内レンズ挿入*

吸引した水晶体の部分に人工の眼内レンズを挿入します。
レンズの選択により、近視・老眼・乱視の矯正も可能です。当院では、患者様のご希望や状態に応じて、最適なレンズを選択しています。
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