プール熱にご注意を!

2016年8月5日

プール熱にご注意を!

梅雨が明けてプールの季節になりました。
学校でも授業が始まるこの時期からプール熱(咽頭結膜熱)が流行り始めます。

夏風邪の一種で水を介してうつることが多いためプール熱と呼ばれています。
プールに入る幼稚園児や学童に多い病気ですが、
感染力が強く上の子が感染すると赤ちゃんにうつることもあります。

原因はアデノウィルス。
このウィルスに感染した人からの飛沫や接触、タオルの共用などにより感染します。
39~39℃の熱、のどの痛み、目の充血や目やになどの症状が5日程度続きます。
特別な治療法はなく、普通の風邪と同じように出ている症状に対する対処療法のみですが、
まれに吐き気や強い頭痛、激しい咳など重症化することもありますので、
症状に応じて小児科や眼科の先生に相談しましょう。

予防策としては外出から戻ったときや、食事の前、トイレの後などの手洗いうがいの励行です。
また、プールに入る前後にはシャワーを浴び、タオルは他の人とは別にすることも大切です。
以上を心がけるようにして夏のプールを楽しんで欲しいと思います。

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